2016年1月26日火曜日

新しい現場もかかり木祭り

1月から新しい現場(木下町柿久保)に移って作業をしています。木下集落の住宅が集中しているエリアの裏手に当たる場所で、土砂災害防止の観点からはとても重要な場所です。

まずはメンバーで境界の確認と林内の状況確認をして、どこをどう整備していくか打ち合わせ。

林内の状況を確認。ひょろひょろの木も多い。


柿久保はヒノキが半分、広葉樹が半分くらいなのでヒノキ林は間伐をし、広葉樹林も薪用に抜き伐りをしていきます。


下から順に間伐中。写真右の杉は太さ50㎝はあるこの森のシンボルツリー
まずはヒノキの間伐から進めていますが、植林後一度も間伐していないようでとにかくかかり木の処理に時間を取られます。

幸い作業道が入っている現場なので搬出はかなり楽です。地元の自伐林業家は口をそろえて作業道の重要性を説きますが、本当にその通りだなと思います。いずれ道も自分たちで入れられるようにしていきたいです。

2016年1月5日火曜日

野菜も丸太も直売が面白い

12月27日(日)の活動は7名で搬出作業をしました。今の現場での仕上げ作業になります。



今回ゲスト参加いただいた森川夫妻は知多で季の野の台所という体験・教育を取り入れた農園をしている方です。

ウッドデッキを作るのに木が欲しいとのことで、わざわざトラックで見えて一日お手伝いいただき、そのまま欲しい丸太を選んで積んで帰られました。

丸太はすぐに近くの製材所で板にしてもらったそうで、今は天日乾燥中だそうです。

板材になった丸太たち
丸太も野菜と同じで、通常の流通に乗せずに直売したほうが買う方も売る方も経済的にメリットがあります。何より山側の私たちからしてみれば、汗を流して伐った木がどこでどんな風に役だっているのかが分かるというのはとても嬉しいものです。

私たちの活動で出せる量はそれほど多くない分小回りがききます。せっかくなら顔の見えるなかで物語のある使い道にしていきたいですね。年の瀬の活動、皆さんありがとうございました。


(からさわ)