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ふるさとまつりでの展示
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額田林業クラブでは毎年11月に行われるぬかたふるさと祭りに合わせて、会員から丸太の出材を募って柱材として製材し、一本ずつ品質を格付け・値付けして優良材の展示をするという企画を行っています。
現在間伐している現場は枝打ちもされており、それなりに太い材も間伐しているので経験も兼ねて出材してみることにしました。
9月下旬に柱材用に切りそろえた丸太9本を出材しました。うち1本は直径が足りないとのことで、8本が製材にかけられました。
10月中旬にモルダーがけ(電動かんな)の作業があるとのことなので手伝いにいきました。全体では100本ほどの材が出材されており、流石みなさん気合の入った材を出してきていました。うちは納期がぎりぎりで、間伐した中から規格にあう材をばばっと出しただけなので、もっとちゃんと選別して出せばよかったと後悔。。。
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モルダーがけの様子。材がつるつるになって出てくる。 |
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美しいヒノキの木目。香りも抜群! |
肝心のうちから出した材はどんな様子かというと、節の出てしまった材(価値が下がってしまう)が多かったものの、一部は綺麗なものもあり期待できそうでした。
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今回出材した材。結構良いのもありました。 |
そして11月1日のふるさとまつりにて格付け結果が展示されましたが、なんとうちから出した材で1本だけ四面ともにきれいなものがあり、
2万円という今年トップの値付けをされていました!
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一本2万円! |
完全なビギナーズラックですが、決して私たちがスゴいわけではなく、何十年も前に丁寧に枝打ちをしてくれた山主の苦労があっての成果です。
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現在の現場。間伐は大分進んでおり、まだまだ出せる材はたくさんあるのだ。 |
他の7本の材は2000円~9000円までバラバラでした。造材の仕方や枝打ちの有無で10倍も差が出るのかと大変勉強になりました。来年は良い材をもっとたくさん出せるよう経験を積もう。
(からさわ)